スマートテディベアがトロイの木馬に

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トイストーリー3の悪役のような、無邪気さと幼年期の完璧なシンボルであるテディベアは、素晴らしい発想でした。 そして今、現実はピクサーに追いついてきています。

テディベアに対して不公平にならないように、今回は猫(典型的な悪役ですね)、犬、象、さらにはユニコーンなど、かわいくてふわふわした、インターネットに接続できる動物の話をしましょう。

クラウドペットというおもちゃには、友人や家族が世界中のどこからでもあなたの子供にメッセージを録音して送信できる、スマートフォンアプリが付属しています。 両親または身の回りの世話をする人がメッセージを承認すると、ぬいぐるみの胸のライトが点滅し始め、足を握るだけで子供は録音された声を聞くことが出来ます。クラウドペットの足を握ることによって、子供たちも自分のメッセージを記録することができます。

非常にシンプルで独創的。しかし、問題のスマートなぬいぐるみを開発したスパイラルトイズ社は、数百万の顧客メールアドレス・パスワード・200万を超える記録を持つデータベースを流出させてしまった、とアメリカの情報サイトマザーボードは伝えています。

データは昨年のクリスマスから少なくとも1月の第1週まで公開され、マザーボードによると「少なくとも2人のセキュリティ研究者、そしておそらく悪意のあるハッカーたちが入手した」とのことです。

さらに悪いことに、ハッカーがそのデータをロックし、その後身代金を会社に要求するという、1月12日に発生したオープンデータベースに対する大規模な攻撃の1つの標的となりました。

マザーボードによると、財政難に見舞われたスパイラルトイズ社は、情報漏えいを明らかにしておらず、被害者には通知されていません。