子どもたちのためにIoTデバイスの安全を探る

IoTセキュリティニュース

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子供たちは新しいものを発見することが大好きなので、モノのインターネット(IoT)がもたらす機会に魅了されても不思議ではありません。メーカーは、子供をターゲットにしたコネクテッドトイ(インターネット接続型のおもちゃ)やウェアラブルなどのガジェットを発売し、自主的な学習を奨励し、今後需要が高まるデジタルスキルを向上させることを目的としています。

2020年までに約500億個のコネクテッドデバイスが見込まれており、子どもたちは幼いころからより多くの技術的な知識を習得するため、コネクテッドデバイスへの接触を止めることは最良の方法ではないかもしれません。新しいキャリアの選択肢を広げるように、子どもたちもテクノロジーの追及を奨励されるべきです。しかし、両親はコネクテッドデバイスの脅威、リスク、および影響を認識しておく必要があります。

子どもにとって安全なIoTは、本当に実現可能ですしょうか?ランカスター大学の研究者チームは、子供たちがますます「コネクテッド」化していくため、子供のインターネット上の安全とプライバシーについて調査しています。

児童保護の専門家やコンピュータ科学者と協力し、当初「IoTデバイスを安全に扱う方法を子供に教える」ために設計された教育用ツール、マイクロ・ビットに焦点を当てて研究を進めています。マイクロ・ビットは、「プライバシー・バイ・デザイン」がインターネット接続や無線通信などの特定の機能を制限し、全体的なセキュリティを強化する、という倫理を念頭において設計されたデバイスです。

「将来の世代がコンピュータを使いこなし、より豊富なコアプログラミングスキルを身に付けることができるように、子供たちはプログラム化できるデバイスに触れることを奨励されています。」とランカスター大学のデータサイエンス講師で、主任研究員でもあるBran Knowles博士は述べています。

「これらのデバイスの多くは、インターネット接続を要する優れた機能を備えています。 しかし、これは潜在的に、これらのデバイスを使用している子供たちのプライバシーとセキュリティに懸念を引き起こす可能性があります。」

スマートデバイスには様々な機能があり、子どもたちを魅了します。しかし、子どもたちはパーミッションについてあまり知らないか、デバイスが収集して保存する情報に気づいていません。さらに悪いことに、第三者がデータを収集していますが、それに伴って何が起きるかはまだ不明です。もっと問題なのは、両親も知らないという点です。

メーカーはデータやセキュリティについて議論することを避けていますが、それはおそらく、セキュリティが完全に欠落しているからです。昨年、スマートトイに関する複数の重大な問題が明るみになり、消費者の信頼に影響を与えることになりましたが、これは政府も動かしました。例えば、ドイツでは、子供たちのスマートウォッチを禁止すると同時に、ハッカーが会話を聞いたり、子供と話すことができてしまうと非難されている、Caylaという名前の話す人形を処分するよう、両親に忠告しています。

オンラインの安全を確保するために、両親はメーカーを調査し、セキュリティ上の欠陥がないか調べ、デバイスが要求する情報の種類を常にダブルチェックするようにしてください。インターネットに接続するデバイスのソフトウェアに脆弱性があり、個人が特定できる情報にアクセスできる場合、その子供の個人情報はすぐに公開されてしまいます。内蔵カメラやマイクは本当に必要ですか?有効になっている場合は、保護者はオンラインで何を共有するかを子供に教えるとともに、デバイスのプライバシー設定を行ってください。