AIアシスタントを制御する方法

IoTセキュリティニュース

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アマゾンエコーやグーグルホームといったスマートスピーカーは2016年冬のホリデーシーズンにアメリカでとてもよく売れ、アナリティクスカンパニーの Voice Labs社によると、"mobile first(モバイルファースト)"に対して2017年は"voice-first(ボイス-ファースト)"の年になるだろうと予想されています。一部報道によると、グーグルホームは日本でも10月上旬に発売する方針となりました。しかし、何百万もの人々がAI ボイスアシスタントを家庭で使い慣れてくると、「消費者はプライバシーなどの問題に注意を払う必要がある」という専門家もいます。

アレクサ(アマゾンエコー内のAI)やグーグルアシスタント(グーグルホームやPixel スマートフォンに搭載)はAppleのSiri(シリ)やMicrosoftのCortana(コルタナ)と同様に既に多くの家庭で家族の一員になっています。アレクサやグーグルアシスタントは、初期設定で周りの会話を全て聞くように設定されていて、集めた情報をサーバーに送って処理しているため、一部の専門家やユーザはプライバシーの懸念を訴えています。

AIアシスタント自体は、多くのことを理解できません。"アレクサ"や"OK グーグル"など、事前に定義した言葉を認識すると、あなたが次に話すことをインターネット上のクラウドベースのブレイン(頭脳)に送信しているのです。

音声ファイルは暗号化された形で送信されるので、プライバシーの盗み見を諮る人にエコーやホームを悪用されて、あなたの家族のプライバシーが侵害されることはありません。しかし一部では、暗号化を使用した様々な製品で見つかった脆弱性が懸念されています。(WhatsAppのエンドツーエンド暗号化のバックドアなど)

アレクサについては、アマゾン内でより速く簡単に買い物をしてもらう狙いがあるため、プライバシー以外の懸念もあります。最近ではAIアシスタントが6歳の子供の要求を間違って解釈し、高価なドールハウスと4ポンドのクッキーを注文してしまうという事例がありました。他にも、異常な買い物について報道していたテレビ放送をエコーが聴いて、同じ注文をしてしまったという事例もあります。

アレクサは注文する前に確認を行うように設定されているので、通常はこのようなアクシデントを防ぐことができます。(次に聞いた内容を"進む"とアシスタントが誤認識しない限りは)

エコーとグーグルホームには消音ボタンがついていますので、アレクサやグーグルアシスタントがあなたの声を聞くことを止めることができます。しかしこの行為はデバイスの使用目的を無視することになりますが。

エコーが自分の代わりに間違って注文しないように、設定画面で音声での注文機能を無効にすることも可能です。

アレクサやグーグルアシスタントと自分のやり取りの履歴を見ることもできます。アレクサアプリの"履歴"セクションをみると、過去の要求一覧が表示されます。グーグルホームやPixelのユーザは"myactivity.google.com"で同様の履歴が確認できます。

アレクサアプリで要求を削除することができますが、1回の操作で1つしか削除できません。一度に全て削除するには、"amazon.com/myx."にアクセスする必要があります。同様に"myactivity.google.com"でも保存されている記録の削除や、グーグルホームデバイスの音声録音を無効にするなどの設定ができます。2つのデバイスについてより詳しく知りたい方は、こちらのWEBサイトをご覧ください(https://www.wired.com/2016/12/alexa-and-google-record-your-voice/(英語))

スマートホームを安全に保つには

アマゾンエコーやグーグルホームはアメリカで非常に人気となりましたが、ご家庭には他にどんなスマートデバイスがありますか?ゲーム機器、スマートテレビ、スマート温度計、監視システム、ネット接続できる電球など、家庭のガシェットや電子機器は近年インターネット接続ができるようになってきています。このようなデバイスの多くはサイバー攻撃の標的となりやすいため、スマートホームセキュリティはご家族のデジタルライフの大切な側面となってきています。Bitdefender BOXの導入を検討してみてください。ご家庭のネットワーク全体を保護し、あなたのデバイスをウィルスやプライバシーの侵害から安全に保ってくれます。