5台に1台の掃除機がロボットに

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"リビングを掃除してください"

機械に(言葉またはボタンを使って)このような指示をする人がますます増えています。テックランチのDarrell Etherington氏は、iRobotのCEOで共同創設者のColin Angle氏の言葉を引用し、自動掃除機はいまや全世界の掃除機の20%を占めていると述べています。

テックランチによると、iRobotはすぐにスマート掃除機の市場を独占し、ロボット掃除機のおよそ3分の2はiRobot製のルンバです。すでに1400万台のルンバが販売されているとAngle氏はテックランチ北京2016で述べています。

従来の掃除機に比べて値段は張り、アメリカでは$375~$900くらいの価格帯です。しかし、全ての掃除機が最新のブログをチェックしている間に、勝手に家の中をきれいにしてくれるとは限りません。

ロボット掃除機はマルチルームクリーニング、スケジューリングや自動充電などの機能を備えているものや、スマートフォンのアプリで操作できるものもあります。

Angle氏は、未来の家全体をロボットとみなしています。彼は北京で"掃除機やその他の電子機器はホームロボットの手や目、付属物である"と述べました。彼の見方では、スマートホームは単なるスマートフォンで操作できる電子機器の集まりではありません。"私たちはただ住んでいるだけよく、家自体が自身をプログラミングでき、状況を理解して正しく動くようになるべきだ"と付け加えています。

セキュリティのリスク

家庭内のロボットはかつてないほど普及してきています。

スマート掃除機のほかにも、iRobot、Friendly Robotics、MobileRobots、Siemensなどの企業が、溝の掃除、芝刈り、アイロンかけやその他の雑用を手助けしてくれる自動アシスタントを製造しています。しかし、Infosec Institute社によると、家庭向けロボットにはプライバシーやセキュリティのリスクが伴っているといいます。

専門家によると、このようなロボットは、初期パスワードを変更していないと簡単にハッキングされてしまいます。家庭用ロボットの中には、"家庭内の個人情報を大量に集めて保存している"ものもあり、ハッカーの手にかかると壊滅的な被害を受けるとInfosec Institute社は警告しています。乗っ取られたロボットは人体に危害を加えることもあります。また、当然のことながら、ソフトウェアで動作しているほかの電子機器と同様に、マルウェアに感染する可能性もあります。

だからといって、生活を便利にしてくれるスマート電子機器を使わないほうがいい、ということではありません。常にセキュリティを意識し、ホームネットワークを保護してトラブルから身を守るようにしてください。

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